【また SNS から流用】
翻訳仕事でだいぶ前に気づいちゃったんですが、「同調圧力」と訳される ‘peer pressure’(てえか、前者が後者の訳語?)って、どうも意味が微妙に、あるいは明らかに違うんですよね。
‘peer’ ってのは、英国では5つの爵位に該当するいわゆる貴族のことでもあるけれど、百姓町人たるこちとらにとっては、要するに年齢だの社会的階層だのといった区分で同等とされる者(括れば当然 ‘peers’ てえことに)の意。つまり、おんなじような部類のやつ(連中)が ‘peer(s)’ という次第で、「査読」と訳される ‘peer review’ は、同業者による校閲みたようなもんだし、‘peerless’ てえと、要するに「匹敵する者とてなき」てな意味。