2021年8月16日月曜日

相も変らぬ無益な所感(3)

【また SNS から流用】

翻訳仕事でだいぶ前に気づいちゃったんですが、「同調圧力」と訳される ‘peer pressure’(てえか、前者が後者の訳語?)って、どうも意味が微妙に、あるいは明らかに違うんですよね。

‘peer’ ってのは、英国では5つの爵位に該当するいわゆる貴族のことでもあるけれど、百姓町人たるこちとらにとっては、要するに年齢だの社会的階層だのといった区分で同等とされる者(括れば当然 ‘peers’ てえことに)の意。つまり、おんなじような部類のやつ(連中)が ‘peer(s)’ という次第で、「査読」と訳される ‘peer review’ は、同業者による校閲みたようなもんだし、‘peerless’ てえと、要するに「匹敵する者とてなき」てな意味。

2021年8月15日日曜日

相も変らぬ無益な所感(2)

【SNS への投稿からもう1つ】

先日、ケチな仕事絡みの調べ物でちょいとウェブ検索してたら、‘Your words, not mine.’ という慣用句について教えてくれてる日本語の記事が目に入っちゃいまして。

何でもそれ、明言を避けるための逃げ口上だってんですが、そいつぁどうですかね。

今さらながら英語のサイトをいくつか覗いてみたところ、結構いろんな人がいろんなこと言ってまして、そりゃまあ、どういうつもりの台詞かなんてのは、当然そのときどきの状況とか文脈とかで変るもんではありますが、「俺はそうは思わない(あるいは思っても黙ってる)けどね」みたような意味だって人もいれば、「その指摘は当らない」(なんか去年あたりよく耳にしたような)とか「その発言は不当である」ってことだと言い張る人もいる、ってな具合。

2021年8月14日土曜日

相も変らぬ無益な所感(1)

既に1年以上放置しておりましたが、久しぶりに投稿したくなりました。

とは言いながら、連日覗いたり書き込んだりしている SNS に上げた駄文を、そのままこちらにも再録して参ろうなどという横着の極み。相済みません。

ひとまずは、英語の綴りについてのつまらぬ愚痴などを――