2019年1月15日火曜日

うっかり1周年

複数の(会ったこともない) SNS 友達に勧められ、この無料ブログを始めて1年が過ぎました。前回の投稿から既に2ヶ月近く、その後は無沙汰を決め込んでおりましたが、書きたいものが払底したわけではなく、いよいよ金欠症が重篤を極め、つまりは生活に追われてその余裕すらなくなってしまったというのが実情です。

ま、正月のめでたさももう終ったことだし、少々勝手な愚痴を記して、ひとまずはまだ書き散らす意欲が消滅し去ってはいない、というご報告まで。いずれにせよ、何かとすみません。
 
                  

最初の投稿の折には、その後むやみに長いものばかり掲げるようになろうとは自分でも思っちゃいなくて、引用(再録)した友人宛の文に書き加えようかと思った話も敢えて閑却することにしたのでした。その1つが、件の ‘Songsterr’ というサイトで見た ‘Stairway to Heaven’ の間奏や末尾のギターソロに対する「弾き方指南」(タブ譜というやつ)への異見または苦言。間奏の始まりからズレてる半拍問題ほど致命的ではないにしろ、「それじゃあジミー・ペイジがやってんのとは違い過ぎるじゃねえか」と思う部分が目についちゃって。でも「もとより正確な記譜など物理的に不可能ですし」などと自ら記しておりますとおり、それを文章で伝えるなど厄介に過ぎるは明白、というわけで、今回もやはりほっとくことには致しました。先述の如くそれどころじゃなくなっちゃってる方今の我が身、ってのがほんとのところではありますし。
 
                  

とは言い上、1年前には敢えて無視した話がもう1つございまして、それだけなら何とか記せないこともないかと思い、そっちだけはちょっと書いとくことにしました。やはりこの曲の間奏の出だしなんですが、横着してひとまず1年前に掲げた流用文をまたしても再録:

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[Led Zeppelin — Stairway to Heaven]
All the notes (but the first chord) in bars 109 – 117 are mistakenly placed a half beat forward. The intro to guitar solo really starts at the beginning of bar 110, not anacrustically, so the chord at the beginning of 109 fills the whole bar — a value of semibreve. Everything after the chord delayed by a quaver's length, it all fits in 8 quadruple bars, with no need for changing time signatures.

109小節~117小節の音符が全部(最初のコード以外)、間違って半拍前にズレてます。ギターソロ導入部の始まりは、実は弱起ではなく110小節めの頭であり、したがって109小節めの頭にあるコードは1小節分、すなわち全音符の長さとなります。そのコードの後の音をすべて8分音符分遅らせれば、全体が4分の4拍子8小節に丸く納まり、拍子記号を変える必要などなくなるわけです。
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「拙訳」ったって、元の英語自体が拙文ではあるのですが(どのみち拙いことに違いはないにせよ、ここでの「拙」は「下拙」「拙者」のそれで、つまりは「自分の」ってこってす)、これ書いたときに敢えて無視した話ってのは、実際の間奏の出だしは、上の記述におけるものよりさらに16分、すなわち半拍をさらに二分した音が頭にくっついていて、世間に流布する「勘違い符割」だとそれ、4拍めの裏ではなく、それよりさらに4分の1拍手前から鳴り出す、ってのがほんとのところなんです。

……てなことを言葉で表そうったってまず意味は伝わらんだろうとは先刻承知。まあわかる人も皆無ではなかろうとの一縷の望みの下にとりあえず書いてはおります次第にて。

とにかくこれ、ジミぺーが実際にやってるやつの(つまり「世間版」より半拍後方からの)始まりだと、上の引用文では挨拶もなく前提としている、小節の頭から16分2つっていうスッキリしたやり方よりはちょいと諄いものになっとりまして、「本体」の直前の小節における最終拍たる4拍めを4分割した最後の4つめが最初の音……って、やっぱりこれじゃ意味わかんねえな、とは自分でも思いつつ、ひとまず書いてはみました。てな塩梅で、どうもすみません。

いずれにしろ、16分は3つ連続し、間奏の途中、てえかソロに先立つ8小節の「導入部」(アウフタクトの切れっ端とでもいうような頭の16分を除いて……ってのもやっぱり意味不明ですけど)の真ん中、てえか「二回りめ」の始まりである5小節めの直前、つまりは4小節め4拍めの末尾は、16分ではなく8分と長めになっていて、当然その分、つまり16分早めになっていて……って、さっきからこれじゃ何言ってんだかわかるわきゃねえわい、との自覚の下に。ほんと、すみません。まあしょうがねえ。
 
                  

でもこれ、ライブ音源を聴くに、頭のその付足し16分は初めからなかったことにされている例が多いようではあります。ちゃんと確かめちゃおりませんけれど。今上で言ってたのは、飽くまで71年発表の4枚めのアルバム、レコードだとA面最後の4曲めで聴かれるやり方、ってことですので、そこはひとつ。
 
                  

というか、やっぱり依然わけの知れねえ話ばっかりで恐縮至極。まあどうかこうかよろしく、とでも言っときましょう。

ではまたいずれ。

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